北海道釧路市にある国内に残る唯一の炭坑(露天掘りを除く)で、旧太平洋炭礦の施設を縮小して引き継ぎ、営業採炭の他、中国やベトナムからの研修生を受け入れて採炭技術や安全管理などについての実地講習を行ったり、技術者を海外に派遣して技術指導を行うなどの事業もしています。すなわち、優れた日本の技術を海外の炭坑へと伝える役割も担っています。
当地夕張市もかつては炭都
最近の講習会は7月9日に行われ、1981年10月に起こった北炭夕張新鉱の大事故を例に、当時の技術者の方が技術面、安全面などから講習を行っていました。14人の中国から来た研修生のみなさんも真剣に取り組んでいた模様です。