2011年07月05日
メディア・アンビシャスの7月例会に出席します
メディア・アンビシャスの7月例会に当法人の代表理事がゲストとして参加しますのでお知らせします。
★【メディア・アンビシャス 2011年7月例会】
2007年日本民間放送連盟賞最優秀賞
ギャラクシー賞奨励賞
FNSドキュメンタリー大賞特別賞
『石炭奇想曲 夕張、東京、そしてベトナム』
プロデューサー 吉岡史幸 / 構成・演出 後藤一也 / 編集 定居孝行
このドキュメンタリーは、かつての炭鉱町夕張の財政破綻をきっかけに、現代の石炭事情に視野を移し、北海道からベトナムへ渡った炭鉱マンを追って見てきた、もう一つの石炭をめぐる世界を描いた作品。
今回の受賞にあたり、『夕張とベトナムの新旧炭鉱町の栄枯盛衰や、人々の姿、喜びや悲しみなど、「石炭」というキーワードから見えてくる“今”を美しい映像とともに描いた。石炭をめぐる需要と供給の問題や採掘の最前線など、新鮮な発見にも満ちている』という評価を得た。
夕張の破綻。人々から炭鉱の記憶は消え、自己責任論が飛び交います。しかし、石炭は消えたわけではありませんでした。日本は過去最高の石炭消費量を記録し、世界一の石炭輸入国になりました。
そして今、北海道に残る日本最後の炭鉱マンたちによって、ベトナムに新しい炭鉱が開発されています。日本に残った最後の炭鉱技術―、それは北海道などで大きな犠牲を払った炭鉱事故の経験から生み出された世界トップクラスの技術でした。
炭鉱の閉山から時代は変わり、今は中国の発展などにより、日本は将来の石炭安定確保が緊急課題になっています。そして日本に残った最後の石炭技術が、今でも日本人の生活を支えています。ところが、その炭鉱技術もいまや、風前のともしびの状態です・・・。番組では夕張から消えた石炭を追って見えた、もうひとつの世界の姿を追いかけます。
■7/19(火) 19:00〜 フリースペースATTIC (中央区南3西6長栄ビル4F)
上映後 トーク
【ゲスト】 後藤一也 ディレクター、澤田直矢 ゆうばり映画祭ディレクター
【ファシリティター】 中島岳志 北大大学院准教授(メディア・アンビシャス世話人)
●会員制です。参加希望の方は、メディア・アンビシャスにご入会下さい。年会費3000円(学生会員1000円)です。当日、会場にて入会受付します。また、例会資料代として、+500円をいただきます。
主催/メディア・アンビシャス http://media-am.org/
問合せ/シアターキノ 011-231-9355